はじめに
記事をご覧くださりありがとうございます!
ニューヨークの冬の風物詩であり、劇場ラジオシティ・ミュージックホール(Radio City Music Hall)の名物公演である、「Radio City Christmas Spectacular(ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラー)」を観劇してきました!
こちらの記事では、劇の構成、詳しい内容、席からの見え方などを解説します。
本公演を観劇したいと思っている方、ブロードウェイミュージカルの感想を知りたい方におすすめです。
私が観たのは、ちょうど劇場と公演の100周年だったので、そこの特別な内容もお伝えします!
それでは早速見ていきましょう。
ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラーとは?
ラジオシティ・ミュージックホール(Radio City Music Hall)の『Radio City Christmas Spectacular(ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラー)』は、こちらの劇場の名物公演です。
数ある劇場と公演の中でも有名で、ニューヨークの冬の風物詩として、ファミリーや観光客に親しまれています。
特徴は何と言っても、数十人の女性たちによる、ミリ単位まで揃ったラインダンスです!
100年の歴史
ラジオシティ・ミュージックホールは1932年、世界恐慌の真っ只中に、人々に希望を与えるために建てられました。
当時豪華な劇場は富裕層だけのものでしたが、実業家ジョン・D・ロックフェラー2世は、「普通の市民が、安価な料金で最高のエンターテインメントを楽しめる場所」を目指して劇場を作りました。
アール・デコ様式の豪華な内装は、当時『民衆の宮殿』と呼ばれました。
実は1970年代に閉鎖の危機がありましたが、ニューヨーク市民やロケッツのメンバーたちが猛反対し、署名活動を行いました。その結果、劇場の内装と外観が「ニューヨーク市歴史建造物」に指定され、取り壊しを免れました。
100年経った今も、私たちがこの劇場でロケッツのラインダンスを観られるのは、当たり前のことではなく、ニューヨーク市民がこの歴史的な空間を守り抜いた証でもあるのです。
チケット
色んなサイトがあったのですが、私は劇場の公式サイト(https://www.msg.com/radio-city-music-hall)から購入しました。
サイトによって残席状況が違うため、「別サイトで販売済みの席を買ってしまい、チケットの購入がキャンセルされてしまう」という事態を防ぐためにも、公式サイトから買うのが安心かと思います。
私は公演の4日前に購入できましたが、席は残り少なかったので、もう少し早く買うのがおすすめです。
端の方の1階席で、料金は90ドルでした。
首が疲れることはなかったし、死角もありませんでした!
実は舞台外の階段(画像左部分)に役者さんが登場することがあるのですが、それを見るのがちょっと疲れるなと思いました。でも間近で見られるのは嬉しいポイント!

席はここでした。
ほぼ一番端の席でしたが、かなりステージと近くて、十分に見えます!
入場

劇場はこちら!係員さんの案内で、建物内に通されます。

中に入ると、大きなシャンデリアが!
混雑していたので遠慮しましたが、ポップコーンなど飲食物の売店や、お土産屋さんがありました。
内容
お待ちかね、公演の内容を見ていきましょう!
公演開始10分前
なんと舞台の両脇からピアノが登場!贅沢な生演奏です。
公演開始時間
いよいよ公演開始!
まずは劇場の100周年記念映像が流れます。
こちらの内容は、これまでの劇場関係者が次々とモニターに表示され、劇場について語ります。
100年という歴史の偉大さを感じられました!
構成1 サンタさんがやって来る
早速トナカイの女性たちによるラインダンス!息ぴったりです!
トナカイたちに連れられて、サンタさんが北国からニューヨークのラジオシティホールに到着します。
ここで、またまた女性たちのラインダンスです!
アメリカ国旗のような衣装で、とてもゴージャスです。
構成2 子どもたちの家
女の子の部屋で、ぬいぐるみたちがバレエを踊ります。
着ぐるみを来た人間の方が踊るのですが、動きが着ぐるみを着ているとは思えないほど軽い……!!
お次は、おもちゃの兵隊たちの一糸乱れぬ行進です。
人形のようなカクカクした動きで行進します。
ラストは約40人が一列になり、一人ずつ背中からゆっくり倒れる見せ場!
「Parade of the Wooden Soldiers」と言われる、公演の名物のようです。
構成3 ニューヨークを観光!
バスのセットが登場。女性たちがバスの上で踊ります。
そしてバスのセットが回転!背景の映像の動きと合わさって、実際にバスがニューヨークの街を走っているみたいです!
セントラルパークに到着します。
通行人が踊り出し、舞台中央の凍った湖では、なんと二人組がアイススケート!
最後はタイムズスクエアに到着します。
視界いっぱいのネオン広告の中、赤と緑のチアリーダーみたいな衣装で、女性たちが踊ります。
構成4 プレゼントの準備をするサンタさん
なんとたくさんのサンタさんが登場!
ここまでで一番の人数です。
サンタさんたちが鈴を鳴らしたり、お腹を揺らしたりして、可愛らしく踊ります。
場面はお菓子工場へ。
お菓子工場で働く人たちが、カラフルな衣装で踊ります。
次に、カラフルな衣装を着たドールたちが踊ります。
食い倒れ人形とか、踊るぽんぽこりん?みたいな髪型と衣装で可愛い。
一人一人が持っているキューブをくるくる回したり、キューブに座る振り付けがあります。
ラストにはキューブの反対側を客席に見せて、全部で30〜40文字くらいの文章を作っていました!
(最後の方まで文字に気付けず、なんて書いてあるのか読めませんでした……。)
構成5 妖精のダンス
水色と紫色衣装の、妖精による踊りです。
後ろの席の女の子が「fairy?」と言っていて、ほっこり。
踊りの半ばで蝶(蝶の形をした凧?)が飛んできて、私を含め、みんな驚いていました!
(何のシーンかはわからなかったのですが、次の神聖な場面への転換でしょうか?)

近くのデパートのホリデーウインドウで、公演衣装を見ることができました。
妖精の衣装は、写真の一番左のものです。
羽がついていて、可愛い……!!
構成6 イエス・キリスト誕生
中東風の豪華な衣装を着た人たちが、砂漠を歩いて行きます。
一行の中にはなんと、本物のラクダ2頭とロバが歩いていました!
このシーンのために動物をキャスティングするなんて、すごすぎます……。
一行はある場所まで辿り着き、舞台の中央で産まれた子供にひれ伏します。
この時に聖歌が流れていて、イエス・キリストの誕生シーンだとわかりました。
構成7 フィナーレ
いよいよフィナーレです。
これまで登場したキャストさんによる踊りの後に、女性たちのラインダンス!
金色のキラキラな衣装を着ていて、綺麗でした。
最後に、(おそらく)舞台に立った演者さん全員で踊ります!
快適に楽しむために
開演してから遅れてやってきたり、立ち歩いたりする人がたくさんいて、開演後約15分は舞台が見えにくかったです。
日本では開演時に着席していることがマナーですが、ニューヨークは必ずしもそうでないため、この点に寛容になれると、ストレスなく観劇を楽しめるかと思います。
また私の後ろの席の方はお子さん2人の家族連れで、席をひっきりなしに蹴られて、観劇にあまり集中できませんでした。
私の素振りを見て、ご両親が気付いて注意してくれたので、以降は楽しく観劇できました。
ファミリー層が多い公演なので、静かに集中して観劇したい方は、夜の遅い回を選ぶのが無難かもしれません。
おまけ


劇場から徒歩約10分のデパート「サックス フィフス アベニュー(Saks Fifth Avenue)」のウインドウには、なんとこちらの公演衣装が展示されています。
毎年展示されているかはわかりませんが、観劇される際は併せてチェックしてみてください!
おわりに
ここまでお読みくださりありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
冬のブロードウェイミュージカルなら、ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラーを自信を持っておすすめできます!
英語があまりわからない方でも楽しめる内容になっているので、ぜひ気負わずに、本場のミュージカルを楽しんでください。


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