ラブライブ劇場版 聖地巡礼|ニューヨーク『Junior’s』チーズケーキ体験レポ【2025年訪問】

私が現地で撮影したニューヨークのチーズケーキ店 聖地巡礼ガイド

はじめに

※本記事の情報は2025年12月訪問時点のものです。
営業時間・価格・メニュー内容は変更される可能性があるため、
最新情報は公式サイト等でご確認ください。

2025年の年末、映画『ラブライブ!The School Idol Movie』の舞台であるニューヨークへ聖地巡礼に行ってきました。

数ある劇中の名シーンの中でも、特に印象に残っているのが、南ことりちゃんが顔と同じくらいのサイズの巨大なチーズケーキを幸せそうに頬張るシーンではないでしょうか。

あのシーンを観て「いつか自分もニューヨークで、ことりちゃんと同じケーキを食べてみたい!」と夢見たファンの方は多いはず。

今回、μ’sの足跡を辿って実際に訪れたのは、ニューヨーク・チーズケーキの代名詞とも言われる名店「Junior’s(ジュニアーズ)」

しかし、いざ行こうとすると「ニューヨークに数店舗あるけど、どれが聖地?」「朝からチーズケーキなんて頼めるの?」といった、現地に行ってみないとわからない疑問が次々と湧いてきました。

そこでこの記事では、2025年末の最新訪問データに基づき、以下の内容を詳しくお伝えします。

  • ラブライブ!劇場版に登場したJunior’sはどの店舗か
  • 実際に巡礼するならどの店舗がおすすめか
  • 注文の際の注意点と、完食のための「攻略法」

聖地巡礼を楽しみたいライバーの方はもちろん、ニューヨークで王道のスイーツを堪能したい旅行者の方にも役立つ情報をまとめました。

ことりちゃんが堪能した「ニューヨークの味」は、想像以上に濃厚で、そして刺激的な体験でした。それでは、さっそく見ていきましょう!

Junior’s(ジュニアーズ)とは?:NYチーズケーキの代名詞

ニューヨークには星の数ほどスイーツ店がありますが、その中でも「王道中の王道」として君臨するのがJunior’s(ジュニアーズ)です。

1950年から変わらない「世界最高のレシピ」

Junior’sの歴史は、1950年にブルックリンのフラットブッシュ・アベニューで始まりました。創業者のハリー・ローゼンが掲げた目標は、「世界最高のチーズケーキを作ること」

試行錯誤の末にたどり着いた、クリームチーズを贅沢に使ったずっしりと重く、それでいてクリーミーで滑らかな食感。このスタイルこそが、現在私たちが「ニューヨーク・チーズケーキ」として認識しているものの原型になったと言われています。驚くべきことに、そのレシピは創業以来75年以上、一切変えられていないそうです。

政治家が「市民の声」を聞く社交場

Junior’sが単なるケーキ屋ではない最大の理由は、ここがニューヨークにおける「選挙活動の聖地」だからです。

「ニューヨーカーの支持を得たいなら、ジュニアーズで市民とケーキを食べろ」

そんな不文律があるほど、歴代のニューヨーク市長はもちろん、オバマ元大統領やバイデン大統領、クリントン元大統領など、名だたる政治家たちが選挙キャンペーンの際に必ずと言っていいほど立ち寄ります。

オレンジ色のレトロなダイナー風の店内で、市民に混じって大きなケーキを頬張る姿は、ニューヨークの日常であり、一種の象徴的な儀式でもあります。まさに「ニューヨーカーの社交場」として、街の歴史に深く根付いているのです。

物語の背景にある「本物」の重み

映画の中でことりちゃんたちが訪れたのも、単なる流行のカフェではなく、こうした厚い歴史と文化が詰まった「本物」の場所。あのずっしりとしたケーキの重みには、1950年から続くニューヨークのプライドがぎゅっと凝縮されています。

【聖地巡礼】劇場版に登場するのはどの店舗?

「映画と同じチーズケーキを食べたい!」と思ったとき、ファンがまず突き当たるのが「ニューヨークに数店舗あるJunior’sのうち、どこに行けばいいのか?」という問題です。

結論から言うと、劇中の描写には「外観のモデル」「物語上の舞台」という、アニメ特有の非常に興味深いハイブリッドな再現が見えてきます。

外観の正体は、歴史ある「ブルックリン本店」

劇中に登場するJunior’sの象徴的な丸い看板や、角地に面した入り口の造り。これらはマンハッタンの店舗ではなく、ブルックリンにある「フラットブッシュ・アベニュー本店(Flatbush Ave)」がモデルだと言われています。

1950年の創業以来、街のランドマークとして愛されてきた本店の意匠を、制作スタッフは「これぞジュニアーズ」という記号として採用したのでしょう。看板の配置や歩道の形状まで、驚くほど忠実に描写されています。

彼女たちはブルックリンまで足を運んだのか?

ここでファンの間で分かれるのが、「μ’sのメンバーは実際にブルックリンまで行ったのか?」という考察です。

  • ブルックリン説: 凛ちゃんたちが踊った「ブルックリン・ブリッジ・パーク」からもほど近く、練習の合間に本場の味を求めて本店を訪れたという、移動ルート重視の説。
  • マンハッタン説: 宿泊先やタイムズスクエア周辺での活動が多いため、場所の設定はマンハッタンとしつつ、ビジュアルのみ象徴的な本店から借りてきたという、演出重視の説。

どちらが正解かは明示されていませんが、本店の外観がこれほど忠実に再現されていることを考えると、「彼女たちは地下鉄に揺られてブルックリンの空気を感じながら、あのケーキを食べた」と想像するのが自然でしょう。

巡礼に最適な「ブロードウェイ」の2店舗

とはいえ、限られた旅行日程の中でブルックリンまで行くのは大変……という方も多いはず。現在、多くのファンが訪れるのは、タイムズスクエア周辺にある以下の2店舗です。

Junior's ブロードウェイ北側 外観
2025年12月 筆者撮影:Junior’s ブロードウェイ北側のお店
Junior's ブロードウェイ南側 外観
2025年12月 筆者撮影:Junior’s ブロードウェイ南側のお店
店舗名住所巡礼のポイント
南側(45th St.店)1515 Broadway, W 45th St, New York, NY 10036 アメリカ合衆国『Angelic Angel』の舞台からも至近。「劇中の賑やかな雰囲気」を身近に感じられる店舗です。
北側(49th St.店)1626 Broadway at, W 49th St, New York, NY 10019 アメリカ合衆国今回私が訪問した店舗。店内の「Junior’s」と書かれたが非常にアイコニック。「これぞニューヨーク」という写真が撮れます。

私は今回、レストランとしての規模が大きく、ダイナーらしい雰囲気を存分に味わえる北側(49th St.店)を選びました。

一歩足を踏み入れて驚いたのは、その「色」の再現度です。オレンジと白を基調としたレトロな内装や、ずらりと並んだ巨大なケーキのショーケース。それらを目にした瞬間、「本当にことりちゃんと同じ場所に立っているんだ!」という実感が込み上げました。

店舗情報・アクセスまとめ

今回、私が実際に足を運んだ「北側(49th St.店)」の基本情報をまとめました。タイムズスクエアの喧騒のど真ん中にありながら、店内は広々としていて、ゆったりと食事を楽しめるおすすめの店舗です。

項目詳細情報
店名Junior’s Restaurant and Bakery (Broadway at 49th St.) ※タイムズスクエア周辺に2店舗あるうちの「北側」の店舗です。
住所1626 Broadway at, W 49th St, New York, NY 10019
アクセス地下鉄「49 St」駅(N, Q, R, W線)から徒歩約2分
地下鉄「50 St」駅(1線)から徒歩約2分
営業時間6:30 ~ 0:00(※金・土は深夜1:00まで営業)
※本記事の情報は2025年12月訪問時点のものです。
営業時間・価格・メニュー内容は変更される可能性があるため、
最新情報は公式サイト等でご確認ください。
予算目安1人あたり $20~$30
(ケーキ1カット+コーヒー代+チップ18〜22%)
公式サイトjuniorscheesecake.com

【周辺マップ】

【体験記】朝のジュニアーズへ!スムーズに注文するコツ

聖地巡礼の朝は早いもの。私は今回、1日のスケジュールを有効に使うため、午前8:30にJunior’s Restaurant and Bakery (Broadway at 49th St.)を訪れました。

タイムズスクエア周辺には「Junior’s」が2店舗あるため、地図アプリで検索する際は通り名(49th St.)まで入れるとスムーズに到着できます。

朝8時台の混雑状況:意外な「朝の賑わい」

Junior's 店内
2025年12月 筆者撮影:Junior’s ブロードウェイ店内

「朝からチーズケーキを食べる人は少ないだろう」と高を括っていましたが、広い客席の8〜9割がすでに埋まっており、活気に溢れていたのです。

観光客だけでなく、出勤前に朝食をとる地元の方も多い様子。待たずに座ることはできましたが、タイムズスクエア周辺の朝がいかに早いかを実感しました。

Junior's ブロードウェイ店内 商品
2025年12月 筆者撮影:Junior’s ブロードウェイ店内 チーズケーキの並ぶケース

【超重要】朝食メニューしかない時にチーズケーキを頼む方法

席に案内されると、置いてあったのは「朝食(Breakfast)」のメニューだけでした。一見すると卵料理やパンケーキばかりで、お目当てのチーズケーキが見当たりません。

ここで諦めてはいけません。ジュニアーズで朝からチーズケーキを堪能するための、確実なステップを紹介します。

店員さんに勇気を出して声をかける

テーブルを担当してくれる店員さんに、ストレートにこう尋ねてみてください。

“Can I order cheesecake now?” (今、チーズケーキを注文できますか?)

チーズケーキ専用メニューをもらう

すると店員さんは「もちろん」と答え、奥からチーズケーキ専用の別メニューを持ってきてくれました。単に朝の時間帯はテーブルに置いていないだけなので、リクエストすればいつでも注文可能なのです。

翻訳アプリや指差しで注文

Junior's メニュー
2025年12月 筆者撮影:Junior’s ブロードウェイ店内のメニュー

メニューには驚くほど多くの種類があります。英語が不安な場合は、私が撮影したメニュー写真(Google翻訳したもの)を参考にしたり、指差しで伝えればスムーズです。

「朝からケーキなんて変に思われないかな?」と心配する必要はありません。周りを見渡せば、巨大なパンケーキにシロップをたっぷりかけているニューヨーカーたちでいっぱいです。自信を持って、ことりちゃんと同じ「至福のひととき」をリクエストしましょう!

実食レビュー:ことりちゃんも食べた!濃厚チーズケーキ

いよいよ、お待ちかねのチーズケーキとのご対面です。運ばれてきたお皿を見て、まずその「サイズ感と厚み」に圧倒されました。写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、日本の標準的なケーキの1.5倍はあろうかというボリュームです。

No. 1オリジナルチーズケーキ(9.5ドル)

※価格は訪問時(2025年12月時点)のもので、変更される場合があります。
No. 1オリジナルチーズケーキ
2025年12月 筆者撮影:Junior’sのNo. 1オリジナルチーズケーキ

私が注文したのは、劇中でことりちゃんが食べていたものに最も近い、看板メニューの「No. 1オリジナルチーズケーキ」です。

  • 味と食感 フォークを入れると、生地のずっしりとした密度を感じます。一口食べると、クリームチーズの濃厚な風味が口いっぱいに広がり、食感は驚くほどなめらかでクリーミー。まさに「王道」の味わいです。
  • 甘さの変化と「完食までの30分」 最初の数口は「意外と甘さ控えめで食べやすいかも?」と感じます。しかし、半分ほど食べ進めたあたりから、アメリカのスイーツ特有のガツンとした甘さと、チーズの重厚感が一気に胃に響いてきます。美味しいけれど、重い……!コーヒーの助けを借りながら、少しずつ口に運び、最終的に完食するまで約30分もかかってしまいました。

【ここで体感した「ことりちゃんの凄さ」】 映画の中で、ことりちゃんはこの巨大なケーキをペロリと、しかも満面の笑みで軽やかに平らげていました。実際に同じものを食べてみると、「あの子、スクールアイドルとはいえ、とんでもない胃袋を持ってるな……」と、その凄さを身をもって体感することになります。この圧倒的なボリューム感を知ることも、身をもって体験する聖地巡礼の醍醐味ですね。

ストロベリーショートケーキチーズケーキ(10.5ドル)

※価格は訪問時(2025年12月時点)のもので、変更される場合があります。
ストロベリーショートケーキチーズケーキ
2025年12月 筆者撮影:Junior’sのNo. 1ストロベリーショートケーキチーズケーキ

こちらは、一緒に行ったお友達が注文したメニュー。少しシェアして食べ比べてみました。

  • ビジュアルと味の感想 ストロベリーのスポンジとチーズケーキが層になっており、思わず「ショートケーキとチーズケーキ、どっちだよ!」とツッコミを入れたくなる欲張りなメニュー。見た目がとても可愛らしいです。
  • 味はオリジナルに比べると、ストロベリーソースとクリームの甘さが加わっている分、さらに強烈に甘いです!甘党の方にはたまらない味ですが、朝から食べるにはなかなかの気合いが必要かもしれません。

💡 メモ:お目当てのケーキがある場合は注意 実は人気メニュー「オレオチーズケーキ」も気になっていたのですが、残念ながらこの日は売り切れでした。朝8時台でも品切れのメニューがあるようなので、どうしても食べたい種類がある場合は、いくつか候補を考えておくと安心です。

知っておきたい注意点と「ボトムレス・コーヒー」

ジュニアーズでの聖地巡礼を最高の思い出にするために、事前に知っておくべき「ニューヨークのレストランの作法」をまとめました。

注意点:想像を超えるボリュームと甘さ

実食レビューでも触れましたが、とにかくボリュームが日本のケーキの常識を超えています。

  • 後半の「甘さ」の波: 最初は美味しく食べ進められますが、中盤からクリームチーズの脂質と砂糖のパンチが効いてきます。
  • 完食のコツ: 二人以上で行くなら、一つはチーズケーキ、もう一つは塩気のあるメニュー(サンドイッチなど)を頼んでシェアするのが、最後まで美味しく食べる秘訣です。

メリット:最強の味方「ボトムレス・コーヒー」

この濃厚なケーキと戦うための最強の仕組みが、「ボトムレス(Bottomless)」です。

アメリカのダイナーやレストランでは、ホットコーヒーを注文すると、カップが空きそうになるたびに店員さんがデカンタを持って回ってきて、無料でおかわりを注いでくれます。

私の時も、残り少なくなったカップを見て、店員さんがコーヒーを注ぎに来てくれました。自ら声をかけなくても淹れてくれるのは、日本人にとっては嬉しいポイントですよね。

甘いケーキを一口食べ、温かいコーヒーで口の中をリセットする……。このループがあるからこそ、ことりちゃんが平らげたような巨大なケーキにも立ち向かえるのです。

お会計のルール:チップの目安

ボトムレス・コーヒーで何度もおかわりを注いでくれるなどした店員さんへの感謝として、お会計時にはチップが必要です。

  • 目安: 合計金額(税抜)の18〜22%程度
  • 支払い方: クレジットカード決済の場合、端末にチップの選択画面(18%, 20%, 22%など)が出るので、サービスに満足したら好きなボタンを押せばOKです。

【攻略法】もし食べきれなかったら?

私は30分かけてなんとか完食しましたが、正直「もう一口も入らない……」となる方も多いはず。そんな時は、無理をせず「To-go(持ち帰り)」をお願いしましょう。

アメリカでは、食べ残したものを持ち帰るのはごく一般的な文化です。フードロスのための取り組みとして、食べ物を無駄にしないという考えが広く浸透しているんです。

料理を持ち帰りたくなったら、店員さんにこう伝えてみてください。

“Can I get a box for this?” (これを入れる箱をいただけますか?)

店員さんが持ち帰り用の容器(To-go box)を持ってきてくれます。ニューヨークのホテルに戻ってから、夜食としてゆっくり楽しむのも賢い選択です。無理をして体調を崩しては、その後の聖地巡礼が台無しになってしまいますからね。

まとめ

ニューヨークの名店「Junior’s(ジュニアーズ)」でのチーズケーキ体験、いかがでしたか?

ここは単なるアニメのモデル地という枠を超え、75年以上の歴史とニューヨークのプライドが詰まった、まさにニューヨークを象徴する場所でした。

ことりちゃんが堪能したあの圧倒的なボリュームと濃厚な甘さは、実際に現地に足を運び、五感で味わって初めて理解できる「本物のニューヨーク」の断片です。完食までの30分間、コーヒーを片手に店内の喧騒に身を任せていると、まるで自分もニューヨークを訪れたμ’sのメンバーの、ワクワクした気持ちや、異国の地に来た少しの不安がわかるような感覚がありました。

これからニューヨークへ旅立つ皆さん。 最初は、そのケーキの大きさに圧倒されるかもしれません。甘さに少し、弱音を吐きたくなるかもしれません。でも、それこそが「ことりちゃんが見た景色」なのです。

ぜひお腹を空かせて、最高に贅沢で甘いひとときを過ごしてきてください!

※本記事は訪問時の体験をもとにした内容です。最新の営業情報・メニューは公式情報をご確認ください。

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