はじめに
八丈島には、海や山の絶景だけでなく、歴史や伝承、温泉など、さまざまな見どころがあります。
この記事では、私が実際に八丈島を旅行して訪れた場所を中心に、「行ってよかった」と感じた観光スポットを紹介します。定番スポットをただ並べるのではなく、実際に訪れて感じたことや、天候によって楽しめなかった場所、海で少し怖い思いをした体験なども正直に書いています。
八丈島旅行でどこへ行こうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
八丈島で実際に行ってよかった観光スポット
八丈ふれあい牧場

八丈島の北西部、八丈富士の中腹にある「八丈ふれあい牧場」。無料駐車場があり、気軽に立ち寄れる観光スポットです。お昼頃に行きましたが、霧がすごくかかっていました。

牧場にはたくさんの牛が放牧されており、私が訪れたときは黒い牛だけでなく、茶色い子牛もいて印象に残りました。八丈島の自然を眺めながら、のんびり牛を見て過ごせるのが魅力です。

また、市街地には八丈島のジャージー牛乳を使ったスイーツなどを楽しめる「ジャージーカフェ」もあります。個人的にイチオシのおすすめスポットです。
個人的には、観光地を次々と巡る旅行の途中で、少し足を止めて八丈島らしい景色を楽しめる場所として気に入りました。
八丈富士

八丈島を代表する山が八丈富士です。
今回は八丈富士の中腹にある八丈ふれあい牧場まで訪れましたが、山頂まで登るお鉢巡りには挑戦しませんでした。
というのも、この日は霧がかなり濃く、山の上からの景色を楽しめるような天候ではなかったためです。
地元の方からも、八丈富士からきれいな景色を見られる日は「月に数回くらい」と聞きました。天気が悪い日に登っても、せっかくの景色を楽しめず、満足度が低くなってしまうこともあるそうです。
そのため、八丈富士は天候のよい日にぜひ挑戦したい場所。今回は無理をせず、次回への宿題として残しました。
名古の展望台

今回の八丈島旅行で、個人的にかなり気に入った場所が名古の展望台です。
訪れたときはほかに人がおらず、海と山をゆっくり眺めることができました。観光客でにぎわう場所というより、静かに景色を楽しめる展望台という印象です。
特に気に入ったのが、何か特別なことをするわけでもなく、ただ景色を眺めていられるところ。「ここなら何時間でもいたくなるな」と感じるほど、個人的には居心地のよい場所でした。
ただし、周辺には虫が多かったので、長時間過ごす場合は虫よけなどを用意しておくと安心です。
為朝神社

源為朝にまつわる伝説が残る八丈島。その為朝伝説が特に多く残されている地域にあるのが、為朝神社です。

神社へ向かう道には、八丈島らしい玉石を使った急な階段があります。階段を上っていく必要があるため少し大変ですが、登った先から見える景色がとても印象に残りました。

正直、訪れる前はそこまで景色に期待していたわけではありませんでした。それだけに、思っていたよりもかなり高い場所まで上った先で、海や周囲の景色を見渡せたときのギャップに感動しました。
今回の旅行で見た景色の中でも、個人的にかなり好きだった場所の一つです。

なお、玉石の階段には一部ぐらつく石もありました。特に下りは足元が不安定になりやすいので、景色だけに気を取られず、足元を確認しながら歩くことをおすすめします。
人捨て穴

八丈島の歴史や伝承に興味があるなら、ぜひ訪れてほしいのが人捨て穴です。
今回の八丈島旅行では、観光地を巡るだけでなく、島に残る歴史や伝承にも触れてみたいと思っていました。その中でも、以前から訪れてみたかった場所の一つがこの人捨て穴です。
実際に現地へ行ってみると、観光地として整備された場所とはまた違った、八丈島の歴史の一端を感じられる場所でした。周辺の雰囲気も含めて、今回の旅行で特に印象に残っています。
人捨て穴については、現地の様子や訪れて感じたことを含めて、別の記事で詳しく紹介しています。

八丈島歴史民俗資料館

八丈島の歴史を知るなら、八丈島歴史民俗資料館にも立ち寄りたいところです。

私も今回の旅行で訪れたのですが、到着したのは閉館直前。受付の方に確認したところ、最初に見る動画を含めると展示を見る時間がほとんど残らないとのことでした。そのため、今回は無理に入館せず、見学を断念しました。次回八丈島を訪れる機会があれば、今度は時間に余裕を持って見学したいと思っています。
硫黄沼

八丈島の山の中にある、自然を感じられるスポットが硫黄沼です。
名前の通り硫黄の影響を受けているとされる沼で、水は緑から黄緑色に見えます。観光地として景色を見るだけでなく、山の中を歩いてたどり着く過程も含めて楽しめる場所でした。
道中では、八丈島を代表する植物の一つである明日葉も見かけました。街中の観光スポットとは違い、島の自然を身近に感じながら歩けるのが魅力です。
裏見が滝

名前の通り、滝の裏側に入って滝を眺められることで知られているのが裏見が滝です。

ただ、私が訪れたときは台風の影響で滝の裏側が立入禁止になっていました。そのため、今回は残念ながら「裏見が滝」の名前の由来となっている、滝の裏側からの景色を見ることができませんでした。次回訪れた際は、滝の裏側から眺められたらいいなと思います。
八丈島の海を楽しめるスポット
八丈島といえば、やはり美しい海も大きな魅力です。
今回の旅行ではいくつか海のスポットを訪れましたが、泳ぐだけでなく、海を眺めたり、波の様子を楽しんだりと、それぞれ違った魅力がありました。
洞輪沢漁港

今回の八丈島旅行で、個人的に一番海がきれいだと感じたのが洞輪沢漁港です。
青く澄んだ海と高い透明度がとても印象的で、海を眺めているだけでも「八丈島まで来てよかった」と思えるような景色でした。
訪れたときには、海に飛び込んで遊んでいる人もいました。もちろん海況や場所によって危険もあるので、泳ぐ場合は十分な注意が必要ですが、海の美しさを楽しむ場所としてもかなり印象に残っています。
観光名所として有名だから訪れたというより、実際にその場で海を見て「きれいだな」と感動した場所です。八丈島で海を眺めたいなら、個人的にはぜひ候補に入れてほしい場所です。
乙千代ヶ浜

乙千代ヶ浜は、海を眺めるだけでなく、海水のプールでも遊べるスポットです。
海水のプールは波の影響を受けにくいため、海で遊ぶのが少し不安な人でも挑戦しやすそうだと感じました。
私は今回泳ぎませんでしたが、実際に訪れてみて、「海に慣れていないなら、まずはここから挑戦してもよかったかもしれない」と思いました。
八丈島の海を楽しみたいけれど、いきなり外海で泳ぐのは不安という方は、こうした場所から海に慣れていくのもよさそうです。

波は荒いものの、海が青くてとても綺麗でした。
底土海水浴場

八丈島で実際に泳いでみたのが、底土海水浴場です。
更衣場所やシャワーが用意されているほか、ダイビング用品などのレンタルもあり、海で遊ぶための設備が整っています。ウミガメが見られることもあるそうで、八丈島で海を楽しみたい人には人気の海水浴場です。
私も実際に泳いでみましたが、ここでは少し怖い思いをしました。
この日は波がかなり荒く、海に入ってみると思っていた以上に波の力を感じました。幸い、深いところまで行かなかったため大事には至りませんでしたが、初心者はもっと安全な日に泳いだ方がよかったかもしれません。
また、海の中では岩に足を当ててしまい、足を切ってしまいました。泳ぐ場合は波だけでなく、岩などの足元にも注意が必要です。岸でもサンダルがあればよかったと思いました。
底土海水浴場自体が危険ということではありませんが、海は天候や風、波の状況によって大きく変わります。「せっかく八丈島まで来たから」と無理をせず、その日の海況を確認して、少しでも不安を感じるなら泳がないことをおすすめします。
八丈島で夜に訪れたい場所
海辺のベンチ
夜の八丈島を楽しむなら、海辺のベンチもおすすめです。
ここは映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』に登場した場所の一つで、私は聖地巡礼も兼ねて夜に訪れました。
周囲はかなり静かで、ベンチに座りながら波の音を聞き、夜空を眺めることができます。昼間の観光地巡りとは違った、八丈島の夜ならではの時間を過ごせました。
『黒鉄の魚影』の聖地については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

八丈島の温泉もおすすめ
八丈島には温泉もあり、観光や海遊びのあとに立ち寄るのもおすすめです。
みはらしの湯
海を眺めながら入浴できる温泉で、料金は500円でした。
今回は絶景を楽しめる側の浴場ではなかったので、次回はもう一方の浴場にも入ってみたいと思っています。
樫立向里温泉「ふれあいの湯」
料金は300円。比較的遅くまで営業しているため、観光を終えたあとにも立ち寄りやすい温泉です。
駐車場も広く、施設はどこかレトロで落ち着いた雰囲気。気軽に温泉に入りたいときに利用しやすい場所でした。
八丈島で特におすすめしたい観光スポット
ここまで、実際に訪れた八丈島の観光スポットを紹介してきました。
八丈島には絶景を楽しめる場所から、歴史や伝承に触れられる場所、海で遊べる場所まで、さまざまなタイプの観光スポットがあります。
その中でも、今回の旅行で実際に訪れてみた私のおすすめを、目的別にまとめると以下のようになります。
| 目的 | おすすめ |
| 絶景 | 為朝神社 |
| のんびり景色を見る | 名古の展望台 |
| 歴史・伝承 | 人捨て穴 |
| 自然 | 硫黄沼 |
| 海を見る | 洞輪沢漁港 |
| 海で遊ぶ | 乙千代ヶ浜 |
| コナンファン | 海辺のベンチ |
「どこが一番おすすめか」は、旅行の目的によって変わります。
私自身が今回の八丈島旅行で特に印象に残ったのは、人捨て穴、名古の展望台、洞輪沢漁港、海辺のベンチの4か所でした。
人捨て穴では八丈島の歴史や伝承を、名古の展望台では静かな場所で景色を眺める時間を、洞輪沢漁港では八丈島の海の美しさを、そして海辺のベンチでは夜の八丈島ならではの雰囲気を楽しめました。
八丈島旅行では、定番の観光地をすべて回ろうとするよりも、自分が何を楽しみたいのかに合わせて行き先を選ぶと、より満足度の高い旅行になると思います。
まとめ 八丈島を実際に観光してみて
実際に八丈島を旅行してみると、海だけでなく、歴史や伝承、山、自然、温泉など、さまざまな楽しみ方ができる島だと感じました。
一方で、天候や台風の影響で、八丈富士のお鉢巡りや裏見が滝の裏側など、今回はできなかったこともあります。また、底土海水浴場では波の怖さも実際に経験しました。
そのため、八丈島では単に「全部おすすめ」と考えるのではなく、その日の天候や海況、自分の目的に合わせて行き先を選ぶのがおすすめです。
今回できなかったこともまだたくさんあるので、私自身もまた八丈島を訪れたいと思っています。ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけに、八丈島を訪れてみてください。


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