喫茶フローラ訪問記|『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』黒桔梗モデルの昭和レトロ喫茶を現地レポート

聖地スポットガイド

はじめに

『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』に登場する喫茶店「黒桔梗」は、実在する喫茶店「喫茶フローラ」をモデルにしています。墨田区にあるこの喫茶店は、作品ファンの間では聖地のひとつとして知られており、ゲーム内の雰囲気そのままの空気感を現実で味わえる場所です。

外観・内装ともに昭和レトロな趣が色濃く残っており、木の質感や照明の雰囲気、落ち着いた店内の空気感まで含めて、「黒桔梗」を彷彿とさせる世界観が魅力です。

本記事では、この喫茶フローラを実際に二度訪れた体験をもとに、店内の雰囲気やメニュー、訪問時の注意点などを含めて、聖地巡礼としての楽しみ方を紹介していきます。

喫茶フローラとは|黒桔梗のモデルになった昭和レトロ喫茶

墨田区の昭和レトロ喫茶

喫茶フローラは墨田区にある、昔ながらの雰囲気を残した喫茶店です。
落ち着いた空気感とレトロな内装が魅力です。

 『パラノマサイト』黒桔梗のモデル

『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』に登場する喫茶店「黒桔梗」のモデルとして知られています。
ゲーム内の「黒桔梗」の空気感は、実際の喫茶フローラの雰囲気を強く反映したものになっています。

地域に根ざした喫茶店

地元の人々に長く親しまれている喫茶店で、観光スポットというより“生活の中にある喫茶店”という印象です。
落ち着いて過ごせる空気感があり、常連客も多い様子でした。

ロケ地としての実績

喫茶フローラは映像作品のロケ地としても使われています。

  • ドラマ『主に泣いてます』:「純喫茶カトレア」として登場
  • ミュージックビデオなどの撮影にも利用

レトロな内装がそのまま画になるため、映像制作にも選ばれる場所になっています。

外観・内装の雰囲気|ゲームそのままの昭和空間

外観の印象|静かに時間が止まったような佇まい

喫茶フローラの外観は、派手な看板や装飾があるわけではなく、昔ながらの喫茶店らしい落ち着いた佇まいです。
周囲の住宅街の中に自然に溶け込んでいて、初めて訪れてもどこか懐かしさを感じる雰囲気があります。

店内の雰囲気|黒桔梗を思わせる空気感

店内に入ると、照明のやわらかさや家具の質感など、全体として昭和レトロな空気が広がっています。
「黒桔梗」を知っている人であれば、空間の雰囲気にどこか重なる部分を感じるはずです。

訪問体験①|営業時間を知らずに訪れた朝

Screenshot

土曜日10:30に訪問するも営業していない

土曜日の10:30頃に訪れましたが、喫茶フローラはまだ営業していませんでした。外観も静かで、CLOSEと表示されていました。

近所の人に教えてもらった営業時間

周辺で様子を見ていたところ、近所の方に「このお店は15時からだよ」と教えていただきました。喫茶フローラは基本的に15時からの営業とのことで、初訪問の際は時間に注意が必要です。

訪問体験②|土曜15時に入店

ようやく訪問できた喫茶フローラへ

別日の土曜日、15時20分頃にあらためて訪問しました。今度はOPENと表示されていて、思わずガッツポーズしました。

ファン向けの案内

入店すると、店主の方が席へ案内してくれました。『パラノマサイト』ファンであることが伝わると、ゲームファン全員に説明しているのだと言い、製作陣のサイン入りポスターや、訪れたファンが残したファンアートなどを見せていただきました。

展示物

店内には、作品に関連するポスターやサイン、そしてこれまで訪れたファンによる記録のようなものが保管されていました。これらは常に見える形で飾られていないのですが、店主の方が見せてくれました。

黒桔梗との重なり

案内された席は、なんと黒桔梗でミヲ達が座っていたあの席!

店内全体を見渡せる場所で、ここに座ると「黒桔梗」でのやり取りの場面が自然と思い起こされます。

名物メニューと実食レビュー

アプリコットフロート|濃厚さと爽やかさのバランス

おすすめのメニューと聞いて注文したアプリコットフロートは、アイスクリームがかなり濃厚で、しっかりしたコクがあります。一方でドリンク部分は甘酸っぱく、全体として重すぎず軽すぎないバランスでした。
「喫茶店でゆっくり飲むデザートドリンク」として完成度が高い一杯です。

クリームソーダ(同行者の注文)

同行者が注文したクリームソーダは、より王道の喫茶店らしさが強く、見た目の満足感も含めて安定感のある一杯でした。
アプリコットフロートが少し個性寄りだとすると、こちらは“安心して選べる定番枠”という印象です。どちらもとっても美味しかったです。

訪問時の注意点|時間に余裕必須

提供まで時間がかかることがある

喫茶フローラでは、注文してからドリンクが出てくるまで少し時間がかかることがあります。急いでいるときに立ち寄るというよりは、ゆっくり過ごす前提で訪れた方が安心です。

急ぎの利用には不向き

回転の早いカフェというより、時間を楽しむタイプの喫茶店なので、短時間での利用にはあまり向いていません。スケジュールに余裕を持って訪れるのがおすすめです。

お役立ち情報|土曜日は営業している可能性が高い(店主のお話)

店主の方によると、「(営業しない日も度々あるが)土曜日だけでも営業しようと思っている」とのことでした。

そのため、これから訪問を考えている場合は、土曜日に行くのが最も営業している可能性が高いタイミングだそうです。

事前に知っておくと訪問計画が立てやすくなるポイントです。

店主の話から見えた“ファン層の違い”

ロケ地として長く知られる存在

喫茶フローラは、ドラマなどのロケ地として長年使われてきた場所でもあります。ただし、その存在が広く知られている一方で、実際に訪れる層は作品によって違いがあるようです。

ドラマファンとゲームファンの違い

店主の方の話では、ドラマのロケ地としては知られているものの、ドラマファンの来訪はそれほど多くない一方で、『パラノマサイト』のようなゲーム作品のファンは実際に訪れるケースが多いとのことでした。

聖地巡礼文化の違い

この違いについて、ドラマはロケ地があるのが基本ですが、ゲーム(アニメや漫画を含む)は聖地があることが珍しい。そのため実際に作品の世界観に浸れる場所の希少性から、ゲームファンがこぞって訪れることが多いのだと思います。またゲームファンには「ぬい(ぬいぐるみ)撮り」文化が定着しているため、グッズを持って出かけたいという需要や文化があることも、聖地巡礼を促進しているのではないでしょうか。

まとめ|黒桔梗の空気を感じられるファン必見の喫茶店

喫茶フローラは、『パラノマサイト』の「黒桔梗」を彷彿とさせる空気感を持つ、昭和レトロな喫茶店です。もともとの喫茶店の雰囲気が作品と自然に重なっている場所で、現実と作品が交差する、不思議な感覚があります。

作品の世界観を実際の空間で味わえる代表的な場所として、ファンにとっては一度は訪れておきたいスポットだと感じました。

時間に余裕を持ってゆっくり過ごすことで、この場所の良さがよりじっくり伝わってきます。ぜひ一度足を運んでみてほしい喫茶店です。

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